骨粗しょう症を予防するためには
運動が必要とされています。
ですが
予防運動が必要だからといって
水泳はおすすめできません。
なぜなら
その運動とは骨に荷重を与えることだからです。
これは「ウルフの法則」といって
骨に荷重ストレスが懸かると
これに拮抗できるよう骨の微小構造が改築、改変されるという法則。
荷重=刺激(ストレス)
ですから
水泳は水の中で浮力を使い筋肉を動かしているだけなので
骨には刺激(ストレス)が伝わらないのです。
無重力の宇宙空間で長くいると筋肉が衰えて
体の支えられなくなるのと同じなんです。
骨も重力を感じない運動では強くなりません。
水泳は全身運動で心肺機能を鍛えることができ
ケガをしにくい手軽な運動ですが
骨の強化には向かないのです。
骨粗しょう症の予防には重力をかける運動が絶対で
これをなくして骨粗しょう症の予防はできないのです。
自宅で簡単に出来る方法
①立位(立つ)で両足を肩幅に広げ
②踵を上げてつま先たちになり
③踵を素早く落として地面に着く
④10回3セットを1日3回
試してみてください。
踵から頭の先まで衝撃が伝わるはずです。
これが骨に刺激が伝わることの意味なのです。
骨は30歳をピークにして減るばかりです。
それまでに運動や食生活によって
いかに骨密度の貯金がされているかが重要だと言われています。